自然石をきれいに積み上げた沖縄の中城城跡

沖縄歴史  |

中城城跡にある中城城は、見通しの良い山の頂上に建てられており、沖縄の城の中でも屈指の名所と呼ばれます。この城はいつ築造されたことははっきりしていませんが、ただ、15世紀半ばに最後の城主であった護佐丸が住み始め、中城城を改修、増築したと言われています。
今日では、中城城跡には遺跡だけが残っていますが、よく保存されていて、まだいくつかの要塞に分かれている城を明確に認識することができます。各地形に合わせて高く積み上げた城壁が緩やかな曲線を描いて相次いでいます。城壁は自然石をきれいに積み上げただけにもかかわらず、 400年以上の雨風を耐え抜いています。アーチ型の石門は、沖縄のユニークな石造建築の美しさを示しています。城からは、中城湾とその周辺地域の素晴らしい景色を鑑賞することができます。
中城城跡は、沖縄本島中心部の北にある中城村にあり、那覇から北に約20kmほど離れています。那覇バスターミナルから普天間まで23番のバスに乗り(約40分) 、58番のバスに乗り換えた後、約15分ほどで終点の「中城城公園」で下車します。車で行く場合は、沖縄高速道路に乗って他の中城交差点に出ます。そこからは、標識に沿って中城城跡の近くまで行くことができます。

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